小学校で背が伸びる子、中学校で背が伸びる子と様々です。
学力も同じです。中学校受験前に伸びる子、高校受験前に伸びる子、大学受験前に伸びる子と様々です。
最近は、公立、私立を問わずほとんどの学校にカウンセリングルームや相談室があります。
でも、現実には、カウンセリングルームの状況は、学校によって本当に違います。
大学進学の実績を上げたり、キラキラ設備に投資した方が、手っ取り早く受験生に人気が出ますからね。
カウンセリングルームを充実させても、子どもには理解しにくいことですからね。
でも、こういう地味なところに、その学校の本質が表れているものです。
なるべくならカウンセラーなどには毎日在室してもらい、困った時には駆け込みたいですよね。
実際にカウンセラーに会うのは緊張しますから、せめてメールが送れたら、子どもは随分楽になりますよね。
担任を通さないとカウンセリング予約できない…論外だと思います。😢(意外とあります)
親御さんの相談も受け付けてほしいですよね。
親御さんから直通電話やメールで予約できますか?
身体に症状が出ていたり、もっと深くカウンセリングをした方がよい、と判断された場合、
スムーズに外部の相談機関や医療機関に紹介をしてくれますか?
学校の体面ばかり気にするところも、現実にはあります。
カウンセリングルームの必要性が、ぴんとこない方もいらっしゃるかもしれません。
でも、思春期の子どもや子育てに悩む親御さんが、揺れ動く気持ちや不安を抱え込まないように、
相談する場所があることは本当に大切です。
入学すると、一度全員がカウンセラーと面談をして、
「カウンセリングルームに行くことは普通だよ、気軽に話をしようね」と呼び掛けている学校もあります。
中学1年と高校生3年では肉体的精神的にもかなり違います。
保健室を、あえて中学生と高校生で分けて、少しの子どもの変化も見逃さないようにしよう、と努めている学校もあります。
学校に求めるのは進学実績だけですか?
入学後も子どもと関わるのは親です。
初めてのことだから、わからないから、と塾に丸投げでいいのですか?
中学受験は、しなくてもいい受験です。
親子で幸せになるために、中学受験を目指すのか、高校受験を目指すのか、じっくり悩んでいいと思いますよ。